fsx378’s memo

単なるメモ書きです。軍事、特に空がメイン。軍事からちょっと離れたものもあります。 ※古い記事のリンクも紛れ込むことがあります。※記事が消えている場合はURLが移動しています。ブログ下のブログ内検索をご利用ください。

イスラム国による日本人人質事件

イスラム国 ISIS http://fsx378.hatenablog.com/entry/20141009isil
より分離 2015.1.29

 


 

イスラム国のおさらい
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2015/01/#001452
” 日本は米国のぶらさがり国なので、日本政府は今回、身代金は支払えない。そして日本には交換取引できるイスラミックのテロリストもいない。このことをイスラム国のゲリラもよ~く知っている。だから今回、日本政府がどうしようもない要求を出してきた。さいしょっから、ナイフ処刑とビデオ公開にもっていくつもりなのだ。確かに、話題にはなるであろう。

 警告ビデオに出てきた黒頭巾の男が東洋人でなかったことは、われわれにとってひとつの最新情報である。すなわち、イスラム国には、宣伝役者として使えそうな東洋人は、まだ参加はしていないのだ。彼らの演出家の考えでは、日本人をナイフで処刑する役者は、やはり日本語をしゃべる日本人であるのが理想であるからだ。そのような人材に、彼らはまだめぐまれていないことが判明した。

 イスラエルにいわせると、イスラム国は、スタートした時点で「失敗国家」である。

 スペインから何かの理想に燃えてイスラム国に身を投じながら幻滅した70人の男たちの調査結果。彼らはすぐにがっかりした。なぜならイスラム国は、彼らにある村の攻撃を命じてきた。その村は、スンニ派であり、さいしょはイスラム国の統治を歓迎していたのだ。ところが、あまりな虐政に耐え切れず、叛旗を翻したのであった。  イスラム国は、2014年後半だけで、100人以上の脱走戦士を処刑している。皆、幻滅したのだ。”

” ただし注意。イスラエル自身は、イスラム国にはもっと暴れ続けてもらいたいと念じているはずだ。イラクとシリアに強力で安定した政権ができない方が、イスラエル国益になるからだ。強力で安定したイスラム政権は、じきに核爆弾をつくりはじめるからだ。核以外の攻撃には、イスラエルは耐える自信がある。  スンニ派のイスラム国がシーア派(すなわちイランの手下たち)と戦ってスポンサーたるイランを苦しめてくれれば、ハマスヒズボラに対するイランの支援も弱るはずである。ますますイスラエルには好ましい事態だ。”

 

イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ  2015.1.20
http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

 

Bergdahl のケースが適用される 2015.1.25
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2015/01/#001454
" 殺されても同情をあつめない一人は斬首され、殺されるとイスラム国の評判が悪くなると判断された一人は 囚人交換 の材料になったように見える。ISILの今回のネゴシエーションは上手い。
 オバマは、タリバンにとらえられているアメリカ兵をとりもどすために、グァンタナモからタリバン五人をパキ国境で解放して取引したことがある。2014-5-31のことだ。"

" この前例があるから、アメリカ政府は、「テロリストとは捕虜交換の取引きをするな」とは日本政府に向かって言えないのである。(カネの支払いは、アメリカ政府は日本政府に対してゆるさない。これはさいしょから不動だった。)"

" 生き残っている方の人質は、Bergdahl が何年も生かされていたように、これからも生かされるだろうと思う。"

 

イスラム国」による日本人人質事件で思ったこと: 極東ブログ 2015.1.25
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2015/01/post-7fea.html
※個人的に合成云々はネタだと思っていたのだがそうではなかったようだ

 

 

太田述正コラム#7447(2015.1.26) <皆さんとディスカッション(続x2519)>

" 後藤さんとの交換をIsisが言いだした女性がアルカーイダ系のはずなのにどうして、という疑問に答えた記事だ。↓  
イラクのアルカーイダの総帥の右腕が彼女の兄弟だったが、この兄弟がIsisの「カリフ」バグダーディとお友達。↓>  
・・・Though al-Rishawi’s terrorist affiliations are with Al-Qaeda, which has been at odds with ISIS in some parts of the Middle East, she may be linked to ISIS through relatives. It’s notable that ISIS refers to her as a “sister” in Jogo’s message. The Jordanian government believes Abu Musab al-Zarqawi, a member of Al-Qaeda, planned the 2005 hotel attack. Al-Zarqawi’s second in command is al-Rishawi’s brother, and al-Zarqawi has been linked to Abu Bakr al-Baghdadi--the leader of ISIS.・・・
http://www.newsweek.com/sajida-al-rishawi-meet-woman-isis-wants-exchange-japanese-hostage-301860"

 

 

昨日以前の注目記事ふたつ。2015.1.27
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2015/01/#001455

" BASSEM MROUE 記者の2015-1-26記事「Failed Iraqi bomber named in Islamic State hostage crisis」は、こんなことを教えてくれる。"

※今回ISISが要求している女性死刑囚はヨルダンで2005年に自爆テロを実行したが未遂。死刑判決を受けたが死刑は10年間実行されなかった…らしい。

” アルリシャウィ死刑囚は、今、44歳である。
 この女は、所属部族の関係で、アルザルカウィに近かった。だから後藤とのトレードが成立すれば、落ち目のアルカイダよりも今やISIL(「イスラム国」をアラビア語で表わして短縮称化すると「デシュ」だそうだ)のほうがステイタスで勝っているのだと中外に誇示することができる。
 ※10年近くも死刑を執行しなかったということは、ヨルダン政府も将来の人質交換要員のタマとしてこの女を確保していたのではないかと思える。ISILは、じつに絶妙の条件を出して来た。スタート・ネゴシエーションの時点から、もう、阿吽の呼吸が通じている。
 ※しかし、この女と後藤を1対1でトレードすれば、ヨルダン人は何か損したような気になるだろう。「後藤プラス数名」で、釣り合うのだろう。しかしそうなるとこんどはISIL側が不満かもしれない。アラブ人同士の交渉は日数がかかるだろう。この先、何ヶ月もかかるだろう。”

 

シリアで捕えられたヨルダン軍戦闘機パイロットについて 2015.1.28
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2015/01/#a001456
" 米軍とアラブ諸国によるシリア内のイスラム国目標に対する爆撃は、2014-9-23からスタートしている。
 シリア空爆に参加しているアラブ諸国空軍は、サウジアラビア、ヨルダン、バーレーン、UAEで、カタールは基地提供で協力している。
 しかしイスラエル筋によれば、その墜落以後、ヨルダン空軍は、空爆を止めた。ISILとネゴシエーションを続けている傍証である。"

" ロシア製のMANPADである「イグラ」やSA-7ストレラがイスラム国に保有されているのは確かである。イラク軍やシリア軍がストックしていたものが、鹵獲されているから。1991湾岸戦争では、1機のトーネイドがこの肩射ちミサイルで落とされてもいる。  しかし、他のたくさんのF-16はSAMで狙われたという報告をぜんぜんしていない。F-16は高度6000m以上をキープするよう命令されているはずなので、MANPADが当たるはずがないのだ。だから、この機体は機械故障を起こしたのか、さもなくば、パイロットが愚かにも低空を飛んでみすみすAAの餌食になったのだ。中東では、まるで適性などない若者が、王族や金持ち家庭の出身であるというだけで戦闘機パイロットになっていたりすることは、よくある。"

" 英『デイリー・メール』紙のネット版を見ると、12-24の墜落直後からいろいろなコメントが書き込まれている。(中略)パイロットや潜入民間人は、衛星に自己位置を教えるビーコンを体内に埋め込むべきだ、という意見が、貴重だと思った。"

 

 

太田述正コラム#7453(2015.1.29) <皆さんとディスカッション(続x2522)>
http://blog.ohtan.net/archives/52218000.html
※パイロットの存命を疑う記事を紹介している

 

 

2月2日放送 テレビ朝日報道ステーション」の報道(総理中東訪問関連)に関する申し入れ 2015.2.3
http://web.archive.org/web/20150204111531/http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/prs/page4_000955.html

 

 

 

Reading:ヨルダン軍パイロット殺害か 映像が投稿 NHKニュース 2015.2.4 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150204/j68189410000.html
イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍のパイロットのムアーズ・カサースベさんが殺害されたとみられる映像がインターネット上に投稿されました。”

 

時事ドットコム:操縦士、1カ月前に殺害=ヨルダン政府 2015.2.4
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015020400040

"ロイター通信によると、ヨルダン政府は3日、過激組織「イスラム国」が空軍パイロットを1月3日に殺害していたことを確認した。国営テレビが報じた。(2015/02/04-02:59)"

 

 

ヨルダン、リシャウィ死刑囚の死刑執行 パイロット殺害後 2015.2.4
http://jp.wsj.com/articles/SB10769343920788724096004580440713823758840
”【アンマン】ヨルダン政府は現地時間4日未明、収監中のイラク人の女性、サジダ・リシャウィ死刑囚ともう一人の死刑囚の死刑を執行した。政府報道官が明らかにした。”

 

 

捕虜の焼き殺しは彼らにとって珍しい文化でもなかった 2015.2.6
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2015/02/#001460
" ISによる捕虜処刑やそのビデオ公開は、「ISはその勢力拡大運動を維持しつづけている。ISは他のセクトよりも勢いがあるから、みんな、ISに加われ」というPRのためだけに実行されている。

 そこで、リアルの陸戦で敗退して旗色が悪くなったときが、処刑やビデオリリースのグッドタイミングである。
 たとえば、シリアのコバネ市からISIL軍が叩き出された直後のタイミングでISILは後藤を馘首するビデオをリリースした。
 またイラクキルクーク市郊外では、クルド部隊が8つの橋をISILから奪回した。その時点でISILはアルカセスベー操縦士の焼き殺しビデオをリリースすることにした。
 焼き殺しはそのずっと前だったが、12月下旬のラッカ空爆のダメージが大きかったからこそ、操縦士の焼き殺しによって身内の気勢を維持する必要があったのである。"